2009年10月28日水曜日

自動車免許試験~実技試験編



前回の筆記試験から約1ヶ月後。ようやく実技試験の日がやってきました。すでに2か月以上自動車を毎日運転しており、ある程度自信がついてきた頃での試験でした。日本の実技試験と比較するとかなり楽、というのは以前から聞いていましたが、色々なBLOGを読んでみると甘く見てると結構落とされるケースもあるようなので、一応気を引き締めて試験に臨みました。(事前にインターネットや書籍そして最近受験された方の情報を収集した程度ですが)。

平日の13時半からの試験だったので昼休みから一旦会社を出て12時半ごろDMVサニーベール支局に到着。ただ早く着き過ぎたらしく「20分前の13:10からでないと受付できない」との事。暇なので実際に実技試験を受けている車を観察したり弁当を車内で食べたりして時間を過ごしました。そして時間が来たので列に並びます。今回は予約していたのでほぼ待たされませんでした。受付で、筆記試験合格の際にもらった仮免許証と自動車の保険証明書を提示して、いよいよ実技試験です。

DMV内のオレンジ色の矢印の道路(予約している人用?)に沿ってドライブスルー感覚で試験会場に向かいます。前でやっている人の試験風景を観察しながら数分待っていると、白衣を着た感じの良い白人男性が試験官としてやってきました。実技試験は大きく分けて2つSTEPがあります。

  • 1つ目は自動車の各パーツチェックと手信号のチェック
  • 2つ目がメインである実地での運転試験
これらの2STEPにはさらに細かな分類がされていてこれらのチェック項目のうち15項目までミスだと合格、それ以上ミスすると不合格というシステムです。アメリカ自動車運転本やウェブで事前準備をしていたのでSTEP1は完ぺきにこなせました(直前の直前までワイパーで水をどう出すか分からなかったけど)。

その後いよいよ実地試験です。噂によると試験官は希望すれば日本語対応もしてくれるかも、との事でしたが自分の試験官は日本語話せない方でした。ですが当然自分が英語が母国語ではないことを認識してくれていてゆっくりとした英語だったので何とか聞き取れる感じでした。試験中に行ったことは、、、
  • 2方向車線での左折
  • 4方向交差点での左折(方向指示機がないので注意が必要)
  • 住宅地での運転(基本25マイル以上出さない)
  • 車線変更を何度か
  • 路上駐車(縦列駐車ではない)
  • バック運転等…
をこなしていきました。ほとんどが住宅地での運転だったので大半がノロノロ運転でした。確実に失敗したと思ったのは路上駐車の後のバックでした。試験管は「路肩と車のスペースを保ったまままっすぐバックしてください」との指示でしたが、わずかに膨らんだらしく再度やり直しする必要がありました。

そして20分ぐらい運転して、、DMVに戻ってきました。「15ポイントもミスはしていないだろう」という自信はありましたが緊張の一瞬です。結果は、、無事合格!!ただ10ポイントミスしておりかなりぎりぎりでの合格なことが分かりました。どこでマイナスされたのかを聞いてみると「右折の際の肩越しでのチェックが甘い」「交差点で不必要に停車or徐行するべきではない」「バック駐車」等でした。

なにはともあれ、、渡米して2ヶ月半。ようやく運転免許を取得できました!!これでようやくパスポートを持ち運ばなくて済むので非常に嬉しいです!(今までは写真付き身分証明書はパスポートしかなかったので常に持ち運ぶ必要があった。国際免許証は無効のため。)ただ実際の運転免許が届くのは1週間から1か月先との事。もう少しパスポート携帯する日々は続きそうです。

1 件のコメント:

  1. 今日ついに自動車免許原本が届いた!嬉しい反面、免許証の顔写真が自分とは思えないほど変に写っていたのでショックだった。

    返信削除