2010年5月10日月曜日

サンノゼ州立大学でTOEICを受けてきました



今日はサンノゼ州立大学で渡米後、初のTOEIC受験をしてきました。日本で受験した時は事前に結構試験対策をしていたのですが、今回はほぼ準備なしの状態での受験でした。渡米後どれぐらい英語力が伸びたのかを確認する力試しも兼ねての受験といった感じです。

日本と違いこちらのTOEICは土曜の午前中に行われます(日本は日曜午後1時スタート)ちょっともたもたしてしまい、自宅を出たのは9時丁度でした(9時から受け付けスタートで10時開始にも関わらず。この時点でかなりやばいのですが、会場のサンノゼ州立大学は一度行ったことがあったので大丈夫だろう、と思っていました)。少々迷いつつも何とかサンノゼ州立大学周辺に到着しました。ですがサンノゼダウンタウン内にある大学なので気軽に注射をすることができず駐車場を探すのに一苦労。そして一方通行の道路もあるので四苦八苦しながらようやく駐車場に駐車したのが9時20分過ぎ。この頃はまだ大丈夫と思っていました。

会場の大学にはすぐ到着したものの、、日本と違いTOEICの規模が非常に小さいので、広大な大学キャンパス内の膨大な建物の中から会場を見つけるのは至難の業でした(日本なら受験者の大行列があったり、大学入り口でTOEIC委員の人がいたりするので迷うう事はまずないのに)。そして全く手掛かりがつかめないまま刻々と時間が過ぎています。

キャンパス内の通行人に場所を質問してみるものの週末という事もあり学生でない人も多く誰も場所を教えてくれません。どんどん時間が過ぎていきます。9時50分を過ぎました。。そしてようやく図書館のスタッフに場所を教えてもらいました。図書館の隣の隣の建物でとてもラッキーでしたが、、入口が見つかりません。見つけた入口はことごとく鍵がかかっており入れません。9時58分ごろ、、もう一人会場に向かっているTOEIC受験者らしい人がいたので、必死にその人の後を追ってようやく会場に到着。。丁度10時00分です。あり得ません。

当初は10時ジャストから試験が始まるのではないかと思っていたので、もう絶望感に打ちのめされていました。ですが、実はそうではなくて、こちらでは10時から試験官が試験の説明をして、マークシート記入、その後に試験が開始というシステムだったのです。とても助かりました。汗だくになりながら、免許書と受験票を見せて何とか席に到着。。

アメリカというものの受験者はほとんど日本人だったので気まずさ満載です。ですが、走りまくって喉がからからだったので、持ってきたオロナミンCを飲んで落ち着こうと思ったその瞬間「プシュウゥウウウウ」と炭酸が一気に出て、自分の服装の上にシュワシュワと泡立たせてしまい、周りの失笑を買ってしまいました。幸いタオルを持ってきたので、何事もなかったように泡と汗を拭って、マークシートを記入。そしていよいよ試験です。

驚いたのがその開始時間。日本なら受験者数も多いので、必ず午後1時スタートするので非常に緊張感があるのですが、皆がマークシートを記入したり必要書類を記入するまでは試験がスタートしません。結局スタートしたのは「午前10時24分」というすごい中途半端な時間。お陰で時間配分がしにくくて困りました。とはいうものの、、リスニング・リーディングとも日本に滞在していた頃よりは「易しく」感じました。試験結果は約1週間後に出るそうなので結果が楽しみです。目標点をクリアできてたらいいのですが。。

そんなバタバタした心地よい天候の土曜日。

TOEIC受験を通じて「日米のTOEICの相違」を幾つも感じたので簡単にメモしておこうと思います。

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◆開催日時
・日本だと日曜午後1時~3時1分というのが決まっていますが、米国は土曜の10時以降(かなり曖昧)となっています。実際自分の会場でも10時24分というとてつもなく中途半端な時間から始まり時計でのチェックが非常にしにくかったです。ただ土曜の昼過ぎに試験が終わるので晴々した気持ちでまた週末を過ごせるのはとてもいいと思いました。

◆受験者
・これは当たり前と思うのですが、受験者数は英語が母国の米国と日本ではとてつもない差があります。サンノゼ周辺の受験者数は日本人やアジア系の方がほとんど(いや全員?)で、30人前後でした。上述したように、会場が巨大なサンノゼ州立大学の一つの建物の一つの教室なので探すのにとてつもなく苦労しました。泣きそうでした。受検者層も20~30代の日本人が多い印象でした。

◆必要書類
・日本なら受験票が送られてきて、かつ身分証明書および証明写真が必要ですが、こちらは結構いい加減です。TOEICから送られてきた受験票をプリントアウトして持っていき、免許証等の身分証明書を持っていくことでOKでした。

◆試験管の監視役
・当初はこちらもかなりゆるゆるなのではないか、、と期待していましたが、予想に反してとても厳しいものがありました。日本では1教室当たりの受験者数が多いことが良くあるので、試験管のチェックもそれほど厳しくないのですが(たとえばリスニング中に他のリーディングのページを開いていも注意されない)、今回は数名そのような方がいらしたらしく、きびしく試験官に毎回注意されていました。さらに時間になっても鉛筆を持っている人がいればさらに厳しく注意されていました。(日本ではこういう事はあまりない)

◆その他
・開催時期、受験料、マークシートの書式、席が自由等…
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以上。