2010年10月30日土曜日

帰任します

突然ですが諸々の事情で急遽帰国することになりました。
結局1年3カ月弱の北米滞在でした(当初は2年以上いる予定だった)。

少しシリコンバレーや仕事にも慣れてきた頃だっただけに正直残念ですが、
帰国後もシリコンバレーでの苦悩の経験を活かして頑張っていきたいと思います。

それでは皆さんさようなら。またお会いできるのを楽しみにしています。

2010年8月8日日曜日

英会話喫茶(英会話個人レッスン)を始めました



渡米して早1年が経とうとしていますが、未だに英語力が向上した実感がありません。これはひとえに自分自身の行動によるものだと思います。仕事にせよ私生活にせよ相変わらず受身が中心な生活を送っているからです。とはいえそう簡単に自分の生活スタイルを変えることもできないので現状の最適解は何かと考えました。

日本在住時にはNOVA以外にも週1~2回、某マンツーマン英会話スクールの女性の先生に喫茶店で英会話レッスン(基本的にただ英語でトークするだけ)を受けていたのですが、個人的には一番効果的な学習でした。なぜなら、当時、NOVAに数年通っていたため必要最低限の文法・語彙は備わっていたものの、なかなかそれを「実践」する機会に恵まれず伸び悩みを感じていていました。ですが、英会話喫茶を活用することにより、その機会がかなり増えたので、今まで"机上の知識"だったものが、かなり実際に使えるレベルまで持って行けるようになったからです。

当時は、録音したレッスン内容を何度も聞き直して、全ての会話を書き起こし、かつキーワードをsmart.fmに登録していたものでした。こちらに来てそこまでの勉強ができていません。

なので、こちらでも英会話喫茶レッスンを受けれる先生を探していました。craiglistで先生を募集してみたり、facebookやmixiでいきなり先生を申し込んだりしたのですが、中々見つかりませんでした。そんな中、、ようやく英会話家庭教師を紹介するサイト経由での先生を見つけることができ、先月ぐらいから続けています。いずれもアジア系の若い女性の先生です(まだ金髪系は挑戦できていません)。

現在は以下の2名の先生からレッスンを受けています。

水曜日の先生:Rena先生(仮名)…香港出身の25歳の先生。当初は喫茶店でレッスンを受けていたのですが、騒音が気になるとの事で、最近は自宅でレッスンを受けてます。自宅だと互いにリラックスした雰囲気でお話しできるので良いです。お陰で最近部屋がとても綺麗です。女性に珍しくかなりのゲーマーなので話が弾みやすいです。

土曜日の先生:July先生(仮名)…中国出身の26歳の先生。会社や自宅近辺の喫茶店でレッスンを受けてます。中国在住時から英語が堪能だったようで、発音が奇麗で、要所要所で自分のミスを正してくれるので気に入ってます。

基本的に各先生毎回1時間ずつのレッスンですが、日本と違って結構曖昧で、待ち合わせて、自宅や喫茶店に向かうまでも色々話せるので、実際にはかなりの時間話すことができます。(喫茶店がCLOSEしてて急きょ1時間のドライブになったこともありました)とにかく今は実生活の中で英語を使う機会を増やしていきたいので、自分にぴったりなシステムです。

持論として「英語学習は、楽しくなければ、長続きしない」というのがあるので、現在のこのアプローチはかなり楽しいのでしばらく続きそうです。楽しみながら早い目に英語力を向上させていきたいです。

そんな久しぶりにアメリカで楽しいものを見つけれた今日この頃。

2010年8月1日日曜日

Fry's Electronicsでヒーロー扱いされた

今日も土曜出勤。うさ晴らしに仕事帰りにFry's Electronicsに立ち寄ってみました。適当にビデオゲーム、3DTV、書籍のコーナーを徘徊して、何も買わずに帰ろうと出口に向かったその瞬間!

Fry'sのレシートチェックする店員(万引き防止のためFry'sでは必ずレシートと商品の照合チェックが行われる)が突然声掛けてきました。「え…?何も買ってないし手ぶらなのになぜ呼び止められるの?」と一瞬ひやっとしましたが、店員の次の一言でその理由が分かりました。

店員A「HEY!YOUはそのカードフォルダどこでGETしたんだい?」
「ん?ああ。。これですか。これは会社から支給されたもんですよ。」

…説明すると、疲れていたせいか、うっかり会社から支給されたIDカードホルダを首にぶら下げたまま店内を徘徊していて、そのカードホルダが今年30周年を迎える某有名キャラクタを前面に押し出した造りになっていたため、呼び止められたのでした。会話は続きます。

店員A「YOUの会社?YOUの会社はGoogleかい?」
「違います。うちの会社は****ですよ。このキャラクターはうちの会社のシンボルキャラクターですよ。」
店員A「Cool!(隣の店員に向かって)。HEY!彼は*****で働いてるらしいぜ!」
店員B「まじで!Cool!!(僕に向かって)お宅のゲームは2歳のころからやってるよ!」
「ありがとう!ご存知かもしれないけど今年は30周年記念なんですよ。」
店員A「本当かい?Cool!ところで今日はビデオゲームチェックかい?」
「そうですね。時々ゲーム市場のチェックがてらここに来てますよ。」
店員B「YOUはAutodeskMayaを使ってるのかい?それともMax?」
「WOW!詳しいですね。そうですね。主にMaya使ってますよ。今日もMayaのツール作ってましたよ。」
店員B「Cool!YOUはプログラマーなのかい?握手してください。」
「喜んで。いつも遊んでくれてありがとう。」
店員A「俺も!俺も!」
「喜んで!」
店員A「そのカードホルダ欲しいよ~。どうにか手に入らない?」
「ちょっと厳しいですね。申し訳ないけど。」
店員B「*****のオフィスがこんな近くにあるなんて知らなかったよ。よい週末送ってね。」
「YOUもね。」

…そんな感じで会話が繰り広げられました。何も買ってないお客とずっと話してて自分の後ろにはチェックを待つ客で大行列w。どんだけ夢中になってるんだという感じでした。そんな感じで、ヒーロー気分でさっそうとFry'sを後にしたのでした。

何はともあれ、、、アメリカに来てこんな良い反応を店員からしてもらったのは初めてです。そして改めて自社キャラのアメリカでの人気ぶりに驚かされた一幕でした。そんな嬉しいハプニングあった土曜日。

2010年7月26日月曜日

ギルロイのガーリックフェスティバルに参加してきた

最近は"週休1日制"に突入して忙しいのですが、その貴重な1日の休日を有効活用するために、ギルロイで開催されたガーリックフェスティバルに参加してきました。

正直行くまではどんなフェスティバルかあまりイメージが湧かなかったのですが、思いの外、色々なことが体験でき楽しいひと時が送れました。以下いろいろ体験したことをメモしておこうと思います。

◆入口付近
・ギルロイに行くのは初めてだったのですが、かなりのど田舎っぷり(大自然)で、だだっ広い荒野の中にどでかいフェスティバルの会場が存在しました。夏休み中のためか高校生っぽいアルバイトさんが頑張って働いてました。



・チケット売り場(当日だと$17とお高めの設定)



・なぜか2羽のニワトリのバルーンが浮かんでいて、チアリーダーさんがたくさんお出迎えしていました



・シンボルキャラクターのガーリック君とガーリックのオブジェ



◆店舗風景
・ある程度は予想していましたが、その店舗数の数に圧倒されました。ガーリックにちなんだ食べ物系はもちろんガーリックに何かしら絡めた様々な店舗がそこにはありました。

ガーリック系店舗と店頭料理デモ


・ガーリックとは全然関係ないお店もたくさん出店されていました

タトゥー系、FacePaint系


風船系、金属オブジェ系


◆ランチ
・ある程度回った後、適当に皆で好きなものを買ってシェアしてランチを食べることにしましたほぼ全ての料理がとても美味しく、ガーリックのポテンシャルに驚かされました。特に2枚目の画像のマッシュルームにガーリックを詰め込んだこの食べ物がとても美味しかったです。



◆デザート
・ランチを食べた後はデザートです。こちらのお店は無料でアイスが配布されているため、ものすごい行列です。ほんのりガーリック味でしたが、さっぱりして美味しかったです。



・実際には食べませんでしたが、その他にもいろいろなデザートが売られてました。



◆ボルダリング?に挑戦
・食後の腹ごなし、というわけではないのですが、勢いでボルダリングアトラクションに挑戦してみました。下から見ると大した高さじゃないのですが、、実際に上ってみると命綱があるとはいえ、移動式の機材のため上に上るとかなり揺れてこの壁ごと倒れるのではないか、、とそちらの恐怖におびえながら登っていました。命綱があるからもう少し勢い良く登っても良かったかもしれません。でも面白かったです。



挑戦してる様子の動画(注:無駄に長いです)



◆その他会場の様子
・とにかく人!人!人!でした。カリフォルニアにこんなに人がいたんだ、、と思わせるほどの盛況っぷり。アメリカで人混みの中長時間歩く、という経験はほとんどないので新鮮でした。(日本ではしょっちゅうでしたが)。そしてこちらは改めてとても多くの人種が住んでいるというのを再認識できる一幕でした。アメリカ系、メキシカン系、ヒスパニック系、中国系、インド系、日本系等…



会場の様子の動画



・コンサートも行われていました。ノリのいいお客さんがボーカルさんと一緒に壇上で歌っていました。やはりアメリカは乗りがいいと思いました。



・なぜか馬に乗った警察官もいました。クールでした。



…そんな感じで、、かなりガーリック臭くなってはしまいましたが、色々と経験できて楽しいひと時でした。リフレッシュできたので明日からまた頑張ろうと思いました。そんな充実した休日。

2010年7月20日火曜日

【トラブル】GYMで器具の取り合いで口論になった

最近仕事が忙しいので、毎週1回しか行けてないですが、相変わらずロスガトスのCourtSide Clubには通っています。これ以上体重増やしたくないのと日頃のストレス発散のため。毎回大体BodyCombat→筋トレ→ストレッチ→サウナ&シャワーで約3時間ほど滞在しています。

休日にこれをやってしまうとほぼ休日が潰れてしまうので、できれば平日に通いたいのですがそれができないのがアメリカのくそ不便なところです。日本在住時はGYM通いは平日に済ませ、休日は英会話やその他勉強に時間を費やしていたものでした。。

2009年7月のスケジュール今年7月のスケジュール。内容が違い過ぎて涙が出てきます。未だにアメリカ生活に馴染めてない証です。

本題に戻って、、先日GYMで少し騒動に巻き込まれたのでメモしておきます。GYMで運動した経験のある人なら分かると思うのですが、大体筋トレする時は、各器具で自分に合った重さで10回1セットで2~3セットするのが基本とされています(多分)。なので、先日も自分のペースでゆっくりと下半身を鍛える「FootPresser」を使用していました。

すると、その器具の横でイライラしながら待っている一人の男性(メキシカン?)がいました。

「まだ使ってるのかい?」
「はい。使ってます。」
「まだかい?」
「ご覧の通り、まだ使ってますよ。他の器具使ったらどうですか?」
「NO!。器具はみんなで共有するのが義務なんだ。変わってくれ。」
「(自分勝手な人だと思いつつ…)。分かりましたよ。ならあと10回だけ。」(と言ったつもりだった)
「あと10分だと?ふざけるな。すぐ変わってくれ。」
「(捨て台詞風に)すごくせっかちな人ですね。あなたは。」
「NO!!!お前がSLOWなPERSONなんだ!」

そんな感じで、メキシカンと器具の取り合いになりひと悶着がありました。日本だと少々長く使ってる人がいても他の機材で時間をつぶすなり直接問いかけることはまずないと思うのですが、さすがはアメリカ。自己主張が強い。そして自分の英語力の影響でますます怒らせてしまったようです。まあでもたまにはこのような口論をしてコミュニケーション力を上げていくのも悪くないと思いました。でもやはり日米での文化の際はあると思うので今後はできるだけ待ってる人がいれば譲るように心掛けたいとも思いました。

そんなひと悶着のあったカリフォルニアの休日。

問題の取り合いになった「FootPressor」と



ジム内の動画

2010年7月12日月曜日

お気に入りの韓国料理屋

最近、週末にGYMでBodyCombatをした後に、遅めのランチとして、ElCamino沿いのコリアンタウンにある韓国料理屋によく行っています。ここは同僚の韓国の方にお勧めしてもらった所で個人的に非常に気に入っています。

こちらに来るまで韓国料理は全く食べた事はなかったのですが(キムチ以外)、どこの韓国料理屋でもメインが出てくる前に数多くのサイドメニューがデフォルトで出てきます。このサイドメニューの量と質が半端ない!特に自分がよく通っているこの韓国料理屋は値段も安くて非常にお気に入りになっています。

特に平日でのランチスペシャルの場合は値段が約$8(チップ込)というお安いお値段。そしてこの質と量。休日に一人で行った時はご飯とサイドメニューだけでお腹いっぱいになるので、メインはお持ち帰りして、夕食にしています。



このボリュームで$8はかなりお得!

カリフォルニアには韓国人がたくさんいて、この他にもコリアンタウンにはたくさんのお店があります。こちらに来てから食生活は散々ですが、この韓国料理を食べれるようになった事は数少ない良い点だと思う今日この頃です。

2010年6月14日月曜日

サンフランシスコへの冒険 Vol.2

今日は会社の同僚がサンフランシスコで個展を開いていたので、サンフランシスコに久しぶりに出向きました。やはり片道45分フリーウェイは少しきつい。暇で仕方がない。隣に誰かいるとまた違うんだろうけど。

サンフランシスコは過去2度出向いたことがあったけど今まではメトレオン近くの立体駐車場に車を止めて探索はしなかったのですが(運転・路上駐車に自信がないし)、今回の会場はサンフランシスコのダウンタウンとジャパンタウンの境目にあるかなり入り組んだところだったので勇気を持って車で色々探索してみました。

サンフランシスコ名物の狭い道&坂道を満喫中?



◆同僚の絵画展

日本での運転経験はほぼないので狭い道での運転および路上駐車は苦手なのですが、何とか会場近くの道路に縦列駐車することができました。ふう。そして30分ほど作品を眺めました。絵画展に参加するのなんて中学生の時いったピカソ展以来でしたが、中々三者三様の作風で楽しめました。高価なので全く購入する気はありませんでしたが。。。はるばるサンフランシスコまで出向いた価値は十分にありました。自分も何かしら世の中にアウトプットしてフィードバックを得たい、と改めて感じました。

会場に到着!



◆サンフランシスコジャパンタウン

サンノゼのジャパンタウンはあり得ないぐらいに小さいので、一度サンフランシスコのジャパンタウンにも行きたいと思っていました。ちょうど絵画展の会場がジャパンタウンに近かったので寄ってみました。

JAPANTOWNに到着。扇が道路中央にあったり、、



JAPANTOWN界隈で行われたフリーマーケットが行われていたり。



ジャパンセンターには紀伊国屋書店や日本料理店あるいはサンリオグッズ等幾つかの日本系のお店が入っていました。まず楽しみにていていた紀伊国屋ですが2階建てながらも、日本=アニメ・漫画という事で、漫画が全面的に押し出されたレイアウト(1階はすべて漫画)になっていてマンガに興味ない自分にとってはさみしい内容でした。これだとサンノゼの紀伊国屋書店の方がよっぽど個人的には充実していました(ビジネス本、技術本系)。

紀伊国屋書店サンフランシスコ店等…



お腹がすいてきたので、JAPANセンター内に幾つかあった日本料理屋の中に入って、まず外れがないかつ丼をいただきました。ご飯がぱさぱさでとてもまずかったです(苦笑)。スタッフが日本人でない所から怪しいと思っていましtが残念でした。これだとシリコンバレーにある日本料理屋の方が格段に美味しいことも分かりました。

見た目は美味しそうなかつ丼とかパン屋とか



食事の後、名物の五重塔やジャパンタウン塔?などを眺めて熱いのでさっさと退散しました。

五重塔とかジャパンタウン塔とか



◆サンフランシスコダウンタウン



最近、某同僚に触発されて、iPadおよび電子辞書に非常に興味を持つようになってきました。なので近々iPadを購入する予定です。購入前に再度色々触っておこうと思い、サンフランシスコのアップルショップに立ち寄って小一時間色々触ってみました。

サンフランシスコアップルショップ



改めて個人的にはiPadは「電子書籍の媒体」としてのみ使う、という事を再認識しました。他の要素(メール、ウェブ、ゲーム、その他アプリ)は使わないと思うので、iPadのWifi版の32GBぐらいを購入予定です。もちろんiPadアプリの電子書籍系のアプリはガンガン買う予定です。ただ、まだまだiPad用の電子書籍Ibookは浸透してないので、PDF化したデータを読めるアプリに注目しています。可能であれば、もう少し軽くて目が疲れにくくて電子書籍および関連アプリが充実してから買うのが理想なのですが、結構現在でも買う価値は十分にあると分析したので、近々購入する予定です。

iPadはこのように常に大人気。スタッフにどれぐらいで入手できるかを尋ねたところ、「当日は無理。早ければ2~3日で納品可能」との事でした。来週あたりサンノゼのアップルストア行って予約しておこうかな。。

iPadはサンフランシスコでも大人気!



◆立体駐車場でトラブル

疲れたので帰ろうと思うと、メトレオン近くの駐車場の駐車チケットを紛失したことに気付きました…そしてひと悶着がありました。マリオに似たスタッフに事情を説明したところ「チケットを紛失した場合、LostTicketという高価なチケットを購入する必要がある」事は理解できたのですが、マリオみたいなスタッフの英語は非常にメキシカン訛りで聞き取りにくく、何度も聞き直してると、逆切れして、「もうお前にこれ以上説明しても意味はない!後ろにたくさん人が待ってるんだ。早くしてくれ!」と逆切れして最悪の状況に。

結局そのスタッフだとラチが明かないと思ったので、他のスタッフに事情を説明し、どうすべきかを確認しましました。その人の説明によると、、どうやらLostTicketを購入するには、運転免許証だけでなく車両証明書も必要らしいのです。マリオが何度も良く分からないことを言っていたのは「Registration」だったそうです。おそらくマリオも英語はセカンドランゲージなのでしょう。「あなたの英語分からないから、書いて説明してくれ」と言っても「できない」の一言。さすがアメリカ。久しぶりにアメリカの劣悪なサービスに遭遇しました。

そしてようやく理解できたので、運転免許と車両証明書をもって高額なチケット代を払ってようやく帰途につきました。何やってんだか。。良い経験をしたと開き直るしかなさそうです。疲れたので寝ます。